【お宮参り】生後4ヶ月赤ちゃんと廣田神社へ

子育て

2022年10月に息子のお宮参りをしてきました。

私は普段から神社やお寺でお祈りや挨拶をするのが好きなので、息子のお宮参りはきちんと神社でしてあげたいと思っていました。

しかし、いざ、色々準備しようと思うとお金もかかるし、服装やしきたりなど、あれもこれもすべて!というのも難しいですよね。

息子は2022年6月生まれですが、真夏の暑さを避けて、2022年10月、生後4ヶ月でのお宮参りにしましたし、地元ではなく、私の実家近くの廣田神社(兵庫県)にしました。

そんな私の体験談も含めたお宮参りについて記載します。

読んで欲しい人

・お宮参りの時期や場所、服装など悩んでいる方
・廣田神社でお宮参りを考えている方

お宮参りとは

「お宮参り」とは、読んで字の如く、「お宮=神社」に参ることですが、その土地の氏神様に赤ちゃんが無事生まれたご報告と、今後の健やかな成長とご加護をお祈りするために行うものです。

お宮参りは別の言い方では「初宮参り」、「初宮詣」とも言います。

また、お寺でお宮参りをされる方もいます。その場合、お寺は神社ではないので「お初参り」と言います。

赤ちゃんが無事生まれた報告と今後の健やかな成長とご加護をお祈りすることが本質だと思うので、私は個人の信仰の自由に合ったところで行えばよいと思います。

息子のお宮参り

ここからは息子のお宮参りについての経緯や準備、当日どうしたかについて記載していきます。みなさん、各々事情があると思いますが、共通する悩みなどがあったら、是非参考にしてください。

時期 / 生後4ヶ月・10月

息子は6月生まれですが、韓国で生まれて、日本へ帰国したのが8月でした(生後約2ヶ月半)。

さすがに8月、9月は暑い日が続くので、10月にしました。生後約4ヶ月です。

10月であれば、猛暑日になることはほとんどないですし、朝晩は涼しいので、午前中の早い時間に済ましてしまえば大丈夫だと思ったからです。

また、六曜はこだわりたいタイプなので、大安の日にしました。

一般的には生後1ヶ月前後に行いますが、必ずその時期に行わないといけないわけではありません。ただし、しきたりを重視し、祈祷は生後30日以降など決まっているところがあります。

夏の暑さを考慮して10月にしましたが、私の実家へ帰省することも兼ねていたので、暑い時期へ帰省するより、少し涼しくなった時期に帰省した方が、移動も両親とも快適に過ごせるということもありました。赤ちゃんとママの体調、また他の参加者の都合なども考慮して、時期を決めれば良いと思います。

場所 / 廣田神社

兵庫県の廣田神社で行いました。私の実家への帰省も兼ねていたので、実家から近いところで探していました。

廣田神社に選んだ理由
  • 御祭神は天照大御神の荒御魂
  • 西暦201年創建と古くから存在し、由緒正しい神社
  • 参道、鳥居や拝殿がきれいで、由緒正しい神社なのに落ち着いた雰囲気

御祭神が天照大御神の荒御魂ということで、和御魂はどこで祀られているかというと、あの伊勢神宮です。

大変由緒正しいし、天照大御神を祀っている神社は全国どこに行っても結構あるので、まずは廣田神社でご挨拶させていただきたいと思ったのが1番です。

荒御魂とは神様の荒々しい側面をいい、勇猛果断、義侠強忍などの力を司っています。和御魂は神様の平和的な面をいい、仁愛、謙遜などの力を司っています。両者は神様の2つの側面であり、同一の神様でも別々で祀られていたりします。

また、関西では阪神タイガースの必勝祈願ですごく有名ですし、兵庫県で一番古く、由緒正しい神社にも関わらず、参拝している人が少なく、本当に落ち着いています。

神社自体も鳥居や拝殿が新しいので、すごくきれいで、参道も素敵です。

本来はその土地の氏神様のところですが、自分の好きな神社や安産祈願した神社、帰省先(祖父母の住む土地)の神社を選ぶ方もいます。また、お寺に行かれる方もたくさんいるので、どこで祈願したいか、誰とするかで決めるのが良いと思います。

廣田神社は以前、御朱印を頂きに参拝したことがあり、その時に良い神社なだなと肌で感じました。なので、私は実家付近+好きな神社で選びました。ただし、自分の住む氏神様のところへも簡単にですが、お参りしました。

服装 / 祝い着

息子の服装は、少し正装向けのチェックのロンパースに、祝い着、帽子と前掛けです。

正式な祝い着の場合、内着で白羽二重(しろはぶたえ:真っ白な白の着物)を着せ、その上に祝い着を掛けて、帽子や前掛けを付けてあげます。また、いろんな願いを込めて、扇子、でんでん太鼓、犬帳子などを付けます。

祝い着は実家にあった、私のお宮参りのために私の祖母が仕立ててくれたものです。それ以外は残っていませんでしたので、帽子と前掛けだけ買ってあげて、内着は持っているロンパースにしました。

祝い着をわざわざ仕立てるのもすごくお金がかかりますし、レンタルしても手間とお金はかかります。必ずしも祝い着でなくても、正装に値する服装であれば、問題ないと思います。最近ではお手頃なベビードレスや袴ロンパースも多いです。

白羽二重の変わりの内着として、ベビードレスを考えましたが、50-70サイズが多く、息子は生後4ヶ月で、体も大きく80サイズでないと厳しいので、諦めて、正装向けのロンパースにしました。

妻は、私の母が着ていた着物、私はスーツにしました。

私のスーツも悩みましたが、礼服まですると固くなるので、紺色のビジネススーツにしました。ネクタイも淡い明るめの色が良かったのですが、持っておらず、シンプルな紺白ストライプにしました。

参加者

私の実家に帰省したので、私の母、私、妻、息子の4人で行いました。

お宮参り当日

晴れごとは朝から行いたいので、すべて午前中に終わらせました。妻は着物を着るので、朝一で美容院でヘアセットと着付けをしてもらい、10時半頃には廣田神社に着きました。

祈祷受付を行い、初宮祈祷を行ってもらいました。祈祷をする前におでこに朱の印を押してもらい、祝い着を掛けてあげましたが、祈祷が始まる前から爆睡していました。

おでこに朱の印

祈祷自体は20分程度だったと思いますが、ずっと爆睡していました。祈祷が終わったら、お神札やお守りなどの授与品をいただき、巫女さんに記念写真を撮っていただきました。

記念写真を撮る時も息子は寝ぼけており機嫌が悪かったため、前掛けをきちんと出してから写真を撮ってあげれば、綺麗に写ったのにと少し後悔しています。

巫女さんに記念写真を撮っていただいた後は、自分たちでたくさん写真を撮り、お宮参りを終えました。

しきたりでは赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母の役割になります。しかし、ずっと抱っこしているのもしんどいし、写真も撮るので、最近は関係なく順番に抱っこします。

祈祷中のみはしきたりを重んじて私の母に抱っこしてもらいましたが、記念写真の時は、みんなで順番に抱っこして、いろんな写真を撮りました。妻は着物を着ていて大変なので、歩く時は私か母が抱っこしました。

廣田神社の滞在時間は1時間程度でした。着いた時は曇りで涼しかったのですが、祈祷を始める前から晴れてきて陽が当たるところにいたら、汗が出るくらい暑かったです。

なので、写真が終わったら、息子は祝い着と帽子と前掛けはさっさと取ってあげました。内着がロンパースで本当に良かったです。私はスーツなので、ジャケットを脱げば良いですが、妻は着物なので、車に戻るまでは我慢してもらいました。

祈祷前から晴れるなんて、息子は晴れ男だなと思いました。晴れたおかげで写真も綺麗に写り、大満足ですが、やはり10月でも暑さは油断できないので、注意が必要です。

初宮祈祷授与品

授与品はお神札、お守り、歯固め石、喰初箸、のり、靴下・手袋です。

息子は生後4ヶ月なので、お食い初めは終わっているし、靴下もサイズが合いませんでしたが、生後1ヶ月〜3ヶ月ごろであれば、今後も使えて良いと思います。

まとめ

息子は日韓ハーフなので、できるだけ日韓両方の文化は体験させてあげたいと思っておりますが、実際に神社で祈祷していただき、きちんと神様に挨拶することは、親としても改めて、大切に育ててあげたいという気持ちになりました。

また、お宮参りした場所は違いますが、私の祝い着を息子にも着させることができて、すごく嬉しかったです。

お宮参りは服装から日程からきちんとするとお金もかかるし、準備も大変です。私もゆるいお宮参りになりましたが、現代ではそれぞれに合ったスタイルをするのが普通かなとも思います。

次は七五三の時にどうするかですが、また祝い着を着させてあげたいなと思います。

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